みなさん、こんにちは!バードセキュリティのねぐちです。
突然ですが、けちば主任から"共感には3種類ある"という話を聞いたんです。
なんですって!と驚きを隠せなかった僕。『人の気持ちに寄り添えること=共感』と感じていた僕は唖然としました。
そこで今回は、3種類の共感と自分の共感タイプの見方について話していきます。
それではスタート!
僕は共感できるの?苦手なの?
僕は「冷たい」とも「優しい」とも言われることがあります。さらには、「共感できる」とも「共感できない」とも。
そんな正反対の印象を抱かれることが多くて戸惑うことがありました。そんな僕がけちば主任に相談した日の話...
人の気持ちに寄り添えること?

世間でよく使われている共感という言葉は「人の気持ちに寄り添えること」という行動を指していることが多いと思います。
寄り添う=相手と同じ気持ちになる=共感
しかし、けちば主任から衝撃の事実を聞きます。
けちば主任とねぐちのある日の会話
ねぐち、共感には3種類あるんだぞ。
君には得意な共感と苦手な共感があるようだね。
えっ!
何ですかそれ!
ねぐちに説明しよう。
衝撃を受けた僕はけちば主任から詳しい解説を聞くことにします。
3つの共感を紹介

感情的共感
まず1つ目は「感情的共感」だ。これは、相手の感情を自分のことのように感じるタイプの共感を指す。
例えば、友達が泣いていたら自分まで泣きそうになる、相手の喜怒哀楽が伝染する感じがある。
感受性が高い人はこの感情的共感が高い傾向にある。
これ僕はあまりなさそうです!お腹が空いている人を見るとお腹が空くのは共感ですか?!
いや、それは本能だ。
認知的共感
2つ目は「認知的共感」。これは感情が伝染することはないが、相手が今どんな気持ちなのかを理解するタイプの共感を指す。
この共感が高い人は、表情や口調などから相手の気持ちが手に取るように分かることが多い。
頭で理解するタイプの共感とも言えるだろう。感情的には伝染しないため、本人は冷静でいられる。だから、人をサポートしたりアドバイスなどには向いているかもな。
僕これ得意です!
自身の感情が揺れることなく冷静でいられるため仕事でも活かせる場面が多い。
共感的関心
最後3つ目は、共感的関心だ。これは助けたい・寄り添いたいという行動のエネルギーになる共感。
困っている人や泣いているひとを見たら助けてあげようと放っておけなくなる、相手のために何かしたい気持ちなる人は共感的関心が高いといえる。
相手の感情を助けたり、寄り添うために実際に行動に移してしまう。介護や福祉などの職業の方に多い印象だ。
これは僕もありそうです!ただ、全員にやっていたら大変ですね...
そうだ。
自分自身のケアが疎かになりがちだ。
僕たちはどの共感に該当する?
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ねぐちの場合
僕は感情に巻き込まれることはないけど、考えることはできるタイプ。つまり、認知的共感が得意な鳥です!
また過去には、高い共感的関心をみんなに対して感じていました。そのため、日常生活で疲弊する場面が多々あります。
しかし、自分自身を大切にすることも重要と考えることができるようになった25歳頃から「共感的関心を行動に移す相手は選んで行えるように成長」したと思います。
昔は、全部やらなくちゃ!と思って相手の負の感情を請け負うようにしてたかもしれません。今振り返ると、感情的共感が著しく低い(ほぼない)ので何とかやれたんだと思います。
【小噺】ねぐちの認知的共感が異常に高い理由
僕の父親は感情的なタイプ。認知的共感がもともと得意だった僕は「ああこう考えているんだな」と冷静に父の感情を分析することができ、人間の心理に対する理解が深まっていくことに。
そのため学校などでは簡単に人の気持ちが読み取れるようになっていました。
父のおかげでとも言えますし、父のせいでとも言えます。
なんとも皮肉な結果です。笑
たにくんの場合
たにくんの場合は僕と真逆です。感情的共感がとても得意。逆に、認知的共感には時間がかかります。できないわけではないですが、パッと思いつくような早さはありません。
そして、共感的関心はずば抜けて高い!たにくんは困ってる人を放っておけないタイプ。僕もそういった節はありますがレベルが違います。
つい自己犠牲がちにしがちで自分のことは後回しになっていました。最近は自分を大事にすることを身につけたようで仕事量をバランスよく保てるようになったとかなってないとか言ってました。
【エピソード】感情的共感が高い”たにくん”の辛さ
こじろうがCEOから怒られて落ち込んでいる姿を目撃した”たにくん”は居ても立っても居られず、CEOへ「やめてあげて」と言うことが多いんです。
きっと自分もこじろうの落ち込みが伝染してくるので見てられないんだとか。
感情的共感が低い僕からすると、最初は「何を言っているの?」と不思議で仕方ありませんでした...
違いを知ると人間関係の衝突が減る
感情的共感がない=冷たいと思われがちです。だから、僕はよく「ちょっと冷たいタイプなんだね」と言われることがありました。その一方で、「すごく優しいよね!」とも言われてきました。
なんだか相反する極端な内容ばかりで違和感があったのですが、ついいその謎が解けそうです!
今回説明したような、共感の種類のずれによって起きている会話のすれ違いが世の中にはたくさん溢れてそうです。
自分のことを責めないためにも、相手のことを誤解して責めないためにも知っておきたい内容だなと思います。
ねぐちのまとめ
共感は1種類じゃない!
気持ちに寄り添う、相手と同じ気持ちになることだけが共感ではないようです。
論理的な視点、関心・行動面でも共感することはできるのだなと知り驚きましたし、僕自身もまったく共感できないわけではないんだなと少し嬉しく思いました。
つい、『自分の得意な共感タイプだけが共感』だと思いがち。共感タイプの真逆な”たにくん”と僕は、それゆえに会話のすれ違いや相手への誤解が多かったように思います。
自身の共感スタイルを知ることでストレス減
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何よりも良かったのは、僕とたにの共感スタイルが違うことをそれぞれが自覚できたことです。
以前は互いに、どうしてそんなに共感できないの?と責めがちでした。
それはケンカの種になるため避けたい!せっかく一緒に暮らすので仲良く平和に生活していきたいんです。
- 共感には3種類あることを知っておくこと
- 自分自身の共感スタイルはどれに該当するか把握しておくこと
- 相手の共感スタイルはどれだろうと想像する視点を持つこと
以上の内容に気をつけると生活が一気に楽に、ストレスが減ると思います。皆さんもぜひチェックしてみてください。
それでは本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。