住宅模型を前に腕を組んで考える人物と、「住宅購入で見えたもの VOL.6 今の選択が“未来の感情”をつくる」というタイトル画像。

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感情と現実、どちらも抱えて暮らす習慣|住宅購入から見えたもの⑥

住宅ローン金利上昇の通知から始まった、この連載記事。


家の話を書いていたはずですが、気づけば「人はどうやって人生の選択をしてるのか」を考えていた"ねぐち”。


最終的に辿り着きそうな答えは、「感情と現実、両方をどう扱うか」というテーマのようです。

「『THINKING ねぐちの考えごと』シリーズの目次画像。『住宅購入で見えたもの』全6テーマのタイトル一覧を紹介している。」
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人は「今の感情」に引っ張られてしまう

今が楽しければ、それでいいと思いがち

仲良く笑い合う若者たち。今の楽しさや心地よさを優先しやすい人間心理をイメージしたイラスト。

人間の脳は、今の気持ちや快適さを優先しやすいように感じます。

「将来のことを見据えて」


そう言われても、そのための行動に移すことは容易ではありません。

  • 今の快楽
  • 今の安心
  • 今の居心地


未来よりも、今の快適さを優先する傾向が人間にはあると感じます。


しかし、僕はそのままでは危険な気がしてなりません。

未来は必ず"今”になる

前回の記事で説明したように、未来は必ず”今”となって現れます。


今の快楽を優先する生活を続けてしまうと、どうなるのでしょう。


いつか限界が来て、現実が立ち行かなくなるのではないでしょうか。


例えば...

  • 貯金を切り崩しながらの生活、最終的には「残高ゼロ」に
  • 暴飲暴食の生活、病気になってないからと思っていたけど、のちに病気に...


気づけば、問題を先送りにしていただけだった。
そんなことも起きそうだね。

【前回の記事】→人は未来の自分を、他人のように扱う|住宅購入で見えたもの⑤

現実だけでも、感情だけでも、人は苦しい

ベッドで悩みを抱える男性。お金や仕事、不安などに囲まれ、感情だけ・現実だけでは苦しくなることを表したイラスト。

最適解ばかり探す、20代の僕

これまで現実を見ることの大切さを話しましたが、僕は「現実だけ見ることの危険性」も経験しています。


最適解ばかり探していた20代の僕は、自分の気持ちを考慮した選択なんてしたことがありませんでした。

意識してたキーワード

  • 条件
  • 効率
  • 正解
  • 最適解


自分の気持ちなんてどうでもよくて。
そんなのは二の次、三の次。


だけど、そのやり方では、
悲劇が起きるって知ってますか?

感情を置き去りにすると継続が不可能になる

感情を置き去りにした生活を続けた僕。
20歳のとき、ついに身体が壊れました。


僕は、急に飛べなくなったんです。


長いこと感情を置き去りにしてるので、その深刻さにも気づくことすら出来ない。


スマホの充電でいうと、ゼロの状態で電源が落ちちゃった感じです。こうなると、再起動すること自体が難しくなる。

残り20%以下になる前に充電しておけばいいのに。鳥も同じなんだ...


合理性だけで生きた結果

条件を満たしても
幸せにはならない

楽しくもない
それなのに、辛くもない

体だけが悲鳴をあげる



合理性だけでは、人生は上手くいかないことを学んだ時期です。

感情は感じ切る

頭を抱えながら座り込み、自分の気持ちと向き合う女性。感情を抑え込まず受け止める大切さを表現したイラスト。

体を壊してから、自分の気持ちにも目を向けるようになってきて、感情は感じ切ることが大切なんだと学びました。

  • 嬉しい
  • 悲しい
  • 不安
  • 好き
  • 嫌い


全部、感じてるのは本当の気持ちなんだから。


大切にするべきものだと。

感情だけで「人生を決めない」

ただ、やはり『感情は感じるものであって、判断基準のすべてではない』と、今も考えています。


「感情だけで、人生の判断をすることは危険」という意見は大きく変わりません。

現実を見て、感情も大切に持つ

穏やかな表情で考え込む女性。現実を受け止めながら、自分の感情も大切にする姿勢を表現したイラスト。

数字を見ることも、自分を守る術

感情を感じ切ることも大切ですが、現実を把握する・直視する力も同じぐらいに大切です。

  • 住宅ローン残高、金利
  • 体力、年齢、老いによる変化
  • 自身の経済状況(収入、支出、今後の出費など)
  • 仕事、業績、成績など


自分の置かれている今(=現状)というものは皆に存在します。


そこが、変動することはあります。
ただ、今の立ち位置がどこかも明確にある。


ときに見たくないような、現状に置かれていることもあるでしょう。


でも、自分自身の現状を把握することは非常に大切。
自分の人生を守る第一歩になります。


「こうあってほしい」と
現実を書き換えない。
これは、人生に必要な強さです。

感情と現実の両方を持つ

今回の住宅ローンから考えた僕の結論は、「感情も現実も大事にする」ことです。


感情だけで決めない。
合理性だけで決めることもしない。


どちらも併せ持つ。


これが本当に大事なことに思えてきてなりません。

苦手分野を成長させていく

多くの人が、どちらか一方に偏りがちです。


でも、併せ持つことって可能だと思うんです。


僕は、感情を感じる方が苦手でした。最初は苦労はしましたが、後からでも育てることはできると感じています。


逆に、合理性や現実を見るのが苦手だとしたら、その練習が必要になりますね。

自分の感情を取り戻す

他人基準ではなく、自分基準へ

指を立てて気づきを伝える男性。他人の基準ではなく、自分自身の価値観を持つことを表現したイラスト

僕が苦労したのは、自分が自然と感じることに目を向けること。


それをもとにした、自分ならではの基準・フィルターを決める過程でした。


正直、今もまだ得意ではありません。


最適解を出して、
はい。それで行こう。と
決めてしまいたくなる。



だけど、人生を健康に楽しく、満足して、長く暮らしていくなら、「自分の基準を大事にする必要があります」


身体を壊したから学べたことですね。

僕は、何が好き?

自分の基準を作っていくには、自分と向き合う・会話していくしかありません。

  • 子供の頃好きだったこと
  • 誰も見てなくてもやってしまうこと
  • 落ち着く時間
  • 心地いい人


そんな自己理解から、人生の安定はスタートするのかもしれません。

【関連記事】自己理解 - BIRD SECURITY

レベルアップとはなんだろう?

左右を見比べながら迷う人物。人生の選択や感情と現実のバランスについて考えている様子を表したイラスト。

僕が目指したい大人

昔の僕は、現実的な判断を100%で行う人を目指してしました。


それに、そんな自分でありたかった。


けど、どこかで「こんな自分では弱い部分が出てくること」もわかっていたんです。


強くいれるけど、弱くなる感覚もあった。


だからといって、感情だけで決める人がいいとも思っていません。


それは感情に振り回される人生になるから、個人的に避けたいことです。

余裕があるあの人の"正体”

なんか上手くいってそうな余裕のある人は、昔の僕のように”現実だけを見てる人”ではないと感じています。


自分の感情に気付きながらも、無視はしない。
けど、囚われもしない。


それなのに、現実からも目を背けない。


ちゃんと、今を大事にして生きてる。
『溺れていない人』って感じです。

終わりに

穏やかな表情で自分の気持ちを思い返す女性。自分の感情や本音と向き合う時間を表したイラスト。

住宅ローンの金利上昇から始まった、この連載。


家計の話をしてるつもりでしたが、気づけば「人生の選択の仕方」という話へ飛躍していました。


感情、現実、普通、見栄、将来


いろんなものが絡み合って、僕たちは「人生の選択」をしているようです。


だからこそ、感情も現実も大事に抱えながら、自分の人生は「こうしたい」と選べる人になりたい。



なんでしょう。


不思議ですが、
自分で選んだという感覚が強いと、
どんな結果になっても、
どこか満足する自分がいるんです。


誰かにやらされたり、誰かの基準に則って選んだものは、あとから後悔しやすいようにも思います。


ちょっとだけレベルアップした
"おとねぐち"に近づいた気がした
"ねぐち少年"でした。

  • この記事を書いた人

ねぐち

ついつい人の悩みや選択の背景にある「構造」を考えてしまう鳥です。 感情と論理、どちらも踏まえた上で、納得できる理解を大切にしています。 「理解すること」が人生を楽にしていく流れを、ここで記録中。

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